地デジチューナーをアナログテレビに繋いでみた

2010年5月6日木曜日

電化製品・AV

母が友人から地デジチューナーを貰ってきました。(ORION DHV-T33)
貰ってきた方は地デジ対応テレビを買ってしまったので必要なくなったとのことです。

接続自体は簡単でアンテナ線をチューナーの方にしてやってチューナーとアナログテレビを赤白黄のAVケーブルで繋いでやれば終わりです。
うちはCATVのパススルーですので問題なく映りました、これといって不具合はありません。

ただ、今繋いでメリットがあるかと言うと・・・
デメリットは
・チューナーが増えたのでリモコンが二つで少しややこしい、消費電力も増える。
・地方テレビが3ch固定
・チャンネル設定は地域で設定、例え他の地域の電波が来ていても一つしか見られない?(CATVなので未確認)
・CATVパススルーだと地域をどこにしてもCATVが配信している放送局しか見られない?
 (うちは埼玉ですが設定を北海道とかにしても3chはテレ玉でした。)
・チューナーの立ち上がりに10秒以上、その後のチャンネル切り替えも3秒ちょっとかかる
 (見たい局が決まっているならそんなに気にならないかもしれませんが色々回して見るスタイルには不向き)
・デジタルだと映像と音声が2秒ほど遅れる、アナログの方が当然早い

とまあこんな感じでアナログテレビにチューナー付けてまで地デジにする意味はほぼ皆無ではないかと。
昨日試しに使っていた時も初めは「おー」と感心しましたが、チャンネル変えるのには相当イライラします。
アナログと同じぐらい快適に視聴するためにはチューナーでなく地デジ対応テレビで今の所定価が百万円ぐらいする東芝のCELLレグザを買うしかないですね。