ツタヤのTカード作りました&利用規約を読んでみて思ったこと

2014年3月18日火曜日

徒然・駄文

先日ツタヤに寄った時Tカード発行無料だったので作ってきました。
ネットで貯めたヤフーポイントがTポイントに移行してしまってとても使いづらくなったのでいつか作ろうと思ってました。
作ったのはそれでいいのですがその時渡された利用規約を読んでみてちょっと気になった所を箇条書きで書いておきます。
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■T会員規約
>・第4条第2項 取得する個人情報 の(12)モバイル端末による位置情報
これは恐らくスマホ向けアプリだと思いますがこういうのを見るとGPS付けっぱなしは怖いなと思います。


>・第4条第4項 個人情報の共同利用者
>連結対象会社・持分法適用会社・ポイントプログラム参加企業
なんか難しい用語が飛び出しましたが分かる範囲で解説しますと

「連結対象会社」とは「連結対象子会社」と考えていいかと思います、簡単に言うとグループ会社でしょう。

「持分法適用会社」とは議決権がある株式を多めに持ってる会社です。
調べると未満と以下が混在してどっちが本当か不明でしたが金融庁のPDF(2P目参照)を見る限り「20%以上50%未満」が正しそうです。

「ポイントプログラム参加企業」、これはTポイントを扱ってる企業全てに
たった1箇所で使った個人情報が全部行き渡る可能性があるという事でなかなか恐ろしい話です。

>第5条第4項 免責事項等の4
>ネットサービスでT-IDとパスが一致した場合本人が利用したものとみなす
>第三者が利用していた場合でも一切責任は負わない(意訳)
これは最近流行りのリスト型の不正ログインにあった場合でも保証しませんということですよね。
他の企業はどうなってるか分かりませんが致し方ないのかもしれません。

>第6条第1項
>サービスに対して会員が提供した情報に著作権が発生した場合
>無償かつ非独占的に使用することに許諾するものとする。
>また会員は著作者人格権を行使しないものとする。
これは色々考えられますが「コメントとか感想を勝手に使います」ということですね。
「著作者人格権」もなかなか難しそうですのでJASRACの解説ページに任せます。

>第6条第4項
>当社は、1日以上の予告期間をおいて規約を変更でき、予告期間経過後変更後の規約が適用される。
初めて見た時はたったの「1日」は短すぎるのでは?と思いました。
しかし”1日以上の予告期間”で検索してみると相当な会社が同じ期間の規約を書いてました。
個人的には1週間~1ヶ月ぐらいはあって良いんじゃないかと思いますが大丈夫なんでしょうか?
ちなみに他の規約も同様の予告期間です。

■ポイントサービス利用規約
>第5条第2項
>一度紐付け登録したT-IDとTカードを切り離すことはできません。
これははっきり分かりませんがポイントをまとめることの防止かと思います。
個人利用ならまとめてくれたほうが利用も増えそうな気がするのですが。

■TSUTAYAフランチャイズチェーンレンタル利用規約
>第2条第5項
>レンタル商品を紛失された場合、商品価格にレンタル用著作権料が上乗せされた
>レンタル用商品のメーカー設定価格をお支払い頂きます。
これは延滞より怖い話でちょっと調べた所によると通常売ってる値段の数倍と噂されてます。
実際の所は物によって異なるでしょうが万単位は覚悟したほうが良さそうです。

>第2条の第7項
>貸出袋、備品等を紛失された場合実費相当額にてお買取り頂きます。
画像で検索すると色は青や黒、持ち手が付いたのやそうでないの等種類は色々ありそうです。
しかしこの値段っていくらぐらいなんですかね、せいぜい1000円ぐらいかと思いますが・・・
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利用規約で気になったのは以上です。
他に気になった所は「2012.10.1改訂版」と書いてあった件とこの規約の紙を最後に受け取った件です。
最新の版は公式サイトにある「2013.10.1改訂版」かと思いますが先日貰ったのは上記の通り1年前のでした。
改訂したなら新しいのを用意するなり差分を用意するなり、半年も経ってるんだから後者ぐらいは出来そうなのですが
読む人はほとんどいないから「古くても良いか」という感じなのでしょうか。

また、利用規約は事前に読んでから契約するものではと思いました。
形だけでも最初に渡すべきなのではと思います。