春日部市 大学生政策提案コンテスト2015 行ってきました

2015年10月18日日曜日

徒然・駄文 話し合い・イベント

13時~17時まで、休憩2回挟んで丸々4時間聞くのはけっこう大変でしたがなかなか面白かったです。

2大学10組のスピーチを適当にまとめると、

  • 農業
  • 高齢者・女性の活躍
  • 商店街と子供の交流
  • 地域交流
  • 定住人口・交流人口の増加
と言った点に重点を置いた感じでしょうか。

一番印象に残ったのは9番目に発表したグループの「武里いきいきプロジェクト」です。
「武里団地の現状は、20年後の春日部市」と言う言葉が印象に残りました。
寿命では日本が一番だけど、健康寿命ではシンガポールについで2位。
武里団地の高齢化率はこのページあるPDFのデータだったかと思いますが、35%で超高齢化社会と言われる21%を軽く超えているそうです。
予想だと約20年後には春日部市全体がこの割合になるであろうということでした。

団地は歩いてると若い人はあまり見かけません。
見かけるとすれば学生・子供連れの家族と言った所です、もちろん全く見ないわけではありませんが。
高齢者の人達が集まる場所やイベントは私が知るかぎり、お茶飲み会(月1回)・ふれあい喫茶(週1回)・高齢単身者と夫婦の食事会(年1回)・高齢単身者の安否確認(月1回)、という感じです。
色々ありますが企画しているのはけっこうバラバラなので横の繋がりがもっと欲しい所です。
私も時々話は聞いていましたが全容はほとんど分かっていません。

また、「飲食+交流」が出来る食堂を作るというのが出ました。
ふれあい喫茶がそれに近いかなと感じましたが、それとは別に常設したいということなのでしょうか?
また、たけさとサークルと言う言葉が出ましたが公民館などですでにあるサークルとの違いが良く分かりませんでした。
しかし、すでにあるサークル活動も公民館に行かないとリスト見れないみたいですし、年1回ある文化祭で存在を知るしか方法がないのもどうにかしたいです。

「これらの提案をどうPRしますか?」と言う質問が何回か出ましたが「ツイッターやフェイスブックを使って~」というのも目立ちました。
市民ワークショップでも同じような意見出ましたけど、SNSって既にやってる人のつながりは強いかもしれないですが、存在を知らない人へのアピールにはあまり向いてなイメージがあります。
地味でコストが高いかもしれませんがビラ配りや街頭に立って声出した方がリーチ率は高そうかなと、個人的には考えています。

他に気になったのは「足湯」、これは良いと思います。
無料で誰でも入れるようにすれば集客力が期待できそうです。
そのグループのテーマは「通過型から立ち寄り型拠点へ」でした。
道路の方はよく分かりませんが、春日部駅は東武線と野田線が交差してる割には旅館やホテルが少ない気がします。
立ち寄ってくれる何かを作るのと同時に宿泊設備も整備すればさらに滞在時間が増えるでしょうし、都内より安めに設定できれば観光客も増えそうです。
Redditの日本への海外旅行者のサブレ見てもかなり多く来ている印象が伝わります。

最後の審査員のあいさつで「(春日部の)+1ってなんだろう?」って話が出てましたが、確かにそれだけ言われても良く分からないなと感じます。
最近話題?の「&TOKYO」に似てるなと感じました。


このロゴにしても政策にしても訴えかけるターゲットに届いてるかどうかが重要なんだなと思います。
ターゲットで思い出しましたが、想定するターゲットを考えるのは良いんですが「条件を付けて限定する」のはなるべく避けて欲しいです。
限定しないと目的が薄れる、と言う場合は仕方ありませんがなるべく多くの人に来て欲しいというなら「誰でも可」にして頂きたいと思います。

自分以外の考えに触れることが出来て有意義な時間を過ごせました。