視聴感想 NHK特報首都圏「あなたの中の“男と女”~LGBTの枠を超えて~」

2016年5月20日金曜日

テレビ・映画

私がテレビを見て感想を書くと、だいたい話がずれていってしまうのですがご了承ください。


心の性と体の性というのがテーマでした。
普通は「男」か「女」のどちらか一方のみに別れるのが、今までの常識だったかと思います。
ですが、これに限らず主張で対立しているのを見たりすると、なんで二元論しか無いのかなと疑問に思うことが度々あります。

番組内でも街中インタビューで、「男6割、女4割ぐらいかな」という見た目男性の方がいました。
私も、中間があっても良いと思います。

得意不得意でも、発達障害でも、酸性・アルカリ性だって、程度の違いはありますし。
コインの裏表だって、地面が平らだからどちらか決まってるだけで、凸凹してたらどちらにも決まりませんよね。

以前は、「障害」という言葉はあまり気になりませんでしたが、発達障害でも性同一性障害でも、「障害」を「特性」に変えるというのはありなのかもしれません。

現時点での要素としては二つだけでも良いかもしれませんが、後々新しい考え方が出てきた時のための余地は残しておいたほうが良いと思います。
化学で言うと、電子殻がAからではなくKから始まってるみたいに。
要素が3つ4つと増えた場合、考えを改めるというのは大変な労力でしょうから、予め可能性を考えていたほうが分かりやすいのではないでしょうか。

手続きや申請で利用すると面倒かもしれませんが、自己紹介の時に番組内で使ってたフリップで「私はこの辺です」というのがあったりすると会話もスムーズかもしれません。

個人的な考えですが、今回の性別も、個人の性格も、結局は一緒の何かで説明できるものなんじゃないかと思います。
ただ入れ物として、身体が男性だと男性っぽい特徴が出て、身体が女性だと女性っぽい特徴が出やすいだけなんだと思います。
化学で言うと、陽イオンになりやすいか、陰イオンになりやすいか、みたいな程度なんじゃないかと。