NHK深読み「自画撮り」視聴感想

2017年2月25日土曜日

テレビ・映画 感じた事・考えたこと

子どもをどう守る? 危ないスマホ"自画撮り" - 放送内容まるわかり! - NHK 週刊 ニュース深読み

毎回ネットの被害が出ると、スマホやタブレット・ゲーム機などの道具を規制するとか、使うルールを決める話になりますよね。

解決しようとしてる気持ちはわかりますけど、これって例えば、”包丁で人が殺される”事件だった場合、包丁を規制するようなものですよね。
みんなして、罪を犯した人はとりあえず放っておいて

  • 包丁は悪だ
  • 包丁の使い方についてルールを決めよう
  • 包丁がどれだけ危険か教えないと
そんな話をしてるようにしか聞こえないです。
もし世間がそんな動きになったら、おかしいと思うでしょうが、一昔前には”バタフライナイフ”というのを規制するような動きがありました。

子供にスポットが当たってますが、大人も周りに話しの合う人がいなければ合う人のところへ出向きますよね。
ネットが発達していない時代だったら不良のたまり場とかに行ってたのかもしれませんが、最近では少年犯罪は減少傾向なのでネットのお陰で直接会う形の犯罪は減ってるのではないかと考えられます。

統計|警察庁
※平成28年上半期における少年非行情勢について 参照

風俗犯という所が増えてますが、他の欲求で満たされないから、人の三大欲求と言われるうちの1つの性欲で満たそうとしてる人が増えてるのではないかと、別に18禁な要素だけではなく。
ネットでは今のところは直接触れ合えませんが、声と見た目は問題なく送りあえるんですから、9割方壁は無いと言っても良いかと。

ネット依存の原因の一つは、リアルな身近で話が合う人がいないからかと思います。
それで、とりあえず自分の言葉を好きに発信して聞いてくれる(反論しないでくれる)ツールがあれば、そりゃあそっちに流れますよ。
親が家事に仕事に忙しいのは分かりますが、ある程度ニュースや周りの子供と同年代の子達が何の話をしてるのか耳を傾けるのもいいかもしれません。
単語だけ覚えてれば今やネットが教えてくれますからね。

親は子供に嫌われたくないと思ってるかもしれませんが、一度嫌われてまた好きになってもらうのも子育てのうちかと考えています。
娘を持つお父さんなら分かってくれるんじゃないかと思います。

何か問題が起きた時、物にスポットを浴びせてどうこう言うのではなく、人の心に寄り添う方向で解決していけたら良いなと願います。