直行直帰はもったいない

2018年1月9日火曜日

感じた事・考えたこと 健康・持病(間質性膀胱炎など)

就労移行に通ってから、毎日が成長しているように感じます。
今日は片道2時間の泌尿器科に通院の日でしたが凄い旅でした。

なんとなく、乗換駅でいつもと違う出口から出てみました。
それだけでなんか新しいことをしている気分になりまして、小田急百貨店だったのですがシナモンロール展とかやってました。
昼はそこのレストラン街で麻婆茄子定食を食べました。
今までなら一人で見知らぬ飲食店なんて緊張しすぎてリラックスなんて出来ませんでしたが、だいぶ自信が付いたのか楽しく過ごせました。
その屋上にもなんとなく行ってみました。


今までは、就活なら就活・通院なら通院・通所なら通所・遊びなら目的地以外は特に用事はない、という感じで過ごしていましたが、了見が狭かったなと感じます。
寄り道しても、本屋・ゲーム屋ぐらいしか店を知らず入る勇気もありませんでした。
身近なところでも世界はこんなにも自然で溢れているのだなと。

  • 「就活をしながら空いた時間に遊んでもいいじゃないか」
  • 「目的地は決まっていても間の時間はどこに行ってもいいじゃないか」
  • 「就労移行の拘束時間以外はどう過ごしても良いんじゃないか」

という考えにようやく行き着きました。
恐らく、同年代の人からすれば20年以上遅れているかと思います。
また、病院・薬局・飲食店でも気軽に雑談ができるようになっていましたし、就労移行支援のお陰でだいぶ人間にしてもらえました。
就労移行支援のスタッフ、新しい仲間・卒業した仲間・今いる仲間には感謝したいと思います。
知らず知らずのうちに親に恐怖を感じ、親の言うことを聞くだけのマシーンになってしまうというのは恐ろしいことです。
どこの親子もお互いそうしようと思って過ごしているわけではないかと思いますが、”自信”と言うものが育たないだけで就活どころか家から出ることすらままならなくなるのだなと。
心が家族から自立できていないのに、就活だけやってもうまくいくはずはないよなと。
やはり、やらないことで焦りを生ませるというのは早いうちにやっておいたほうが良いですね。
30過ぎの、心は子供・身体はおっさんから始めるというのは本当にしんどいです。
一体今まで何を活力に生きてきたのやら。

「前日以前の記憶が薄い」
というのも、刺激のあることをやって来ていないというのもあるかと思います。
その場その場で決められた(と思っている)こと以外はしてはいけない、余計なことはしてはいけないと思いこんで成長してきてしまいました。

今の訓練もすごく役に立っているという実感が今日の通院でもだいぶ実感してきました。
電車内で広告をチェックする人、あれも足腰鍛えてないと長く動けないですよね。
世間と私の日常をつなぐ”身体”は何があっても休まず訓練と筋トレを続けようと思った一日でした。
メンタルはなんとも言えませんが、「今が一番身体が大変なときだ」と思っていればいつか楽になるので頑張ります。

帰りに本屋でクオカードが使えるところがあったのでこれを買ってきました
ちょっと前に図書館で読んで気になっていた本です。
自分の働きにより生み出した(稼いだではないのがつらいですね)クオカードなら、今までの知識外のことを試してみようという気持ちが湧いてきますね。
これが自由で賢いお金の使い方なのかと感じました。
決して、本・ゲーム・お菓子など趣味嗜好ばかりに使っていては自分の成長はないのだなと。
今日は読み込むことに専念して明日から無理のない範囲で取り入れようと思います。

今までは言われたことをやり知識を吸収すればいつか大人になり仕事が見つかるのかと思ってましたがそうではありませんでしたね。
今日みたいにいつもとは違うところに行ってみたりいつもと違う知識の本を見てみたりするのが人間の成長につながるんだなと分かり、また一歩成長できました。

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たまに、「給料以上の仕事はしない」というセリフを聞きます。
ですが、給料以上の仕事をしないということは自分の心と身体の成長を自分で止めてしまっているんですよね。

知ってか知らずか、家庭内でも自分に任せられた作業以外はやらないというのは自分の成長を止めているんだなと。
新しいことをやるという原動力でいちばん大事なのは”自信”と”勇気”だなとつくづく思います。
知らず知らずのうちにその2つを学ぶことができなかったというのが本当に悔やまれます。
しかし、逆に考えると今後新しいことをやるとすればすべてが新鮮に感じられ全てが面白く感じることが出来るのではないかと思うとワクワクしてきます。

もうメンタルはある程度大丈夫かと思うので、苦しくても体を動かすことを止めないように努力したいと思います。