教え方には細かい段階がある

2018年3月27日火曜日

感じた事・考えたこと 就労移行支援など

就労移行で、心理学とか経済学とかの話をしてくれる人がいるとは思いませんでしたね。
稲盛和夫・ピケティ・ドラッカー、なんて言葉を家の外で口にする日が来ようとは。
まあ、稲盛和夫はその話をしてくれた人に教わったんですが。

また、賃貸情報の冊子をきっかけに、部屋と立地の値段の違いなどの話になりました。
私にはあまり区別する考えがないので、住む場所で選ぶことはしばらく出来ないと思うので、今は室内の構造を勉強しておこうと思います。

朝、明日健診なので
「明日のお弁当取っておいて貰えませんか?」
とお願いしてOK貰えただけで朝から会話ができてハッピーです。

ニューフェイスは10人近くいるようで、私に似た人はニュースサイトっぽいのを見ながら「証人喚問、証人喚問」独り言を言っていました。
彼も私と同じくニュースに興味あるんだなと感じ、親近感湧きました。
『子供の心だと「みんなと一緒」が良いけど、大人な心だと「みんなとは違う」が良い』
という言葉を先日ラジオで聞きました。
今日自分だけに与えられた作業が発生しまして、5~10分ぐらいで終わるものですがすごく嬉しくなりました。
家として認識した時に、自分の作業があり更に自分だけの作業があるというのはとてもありがたいです。

個別課題の時間、隣のニューフェイスの人がタイピングを教わっていました。
言われたことは絶対に辞めず、休憩も指示があればちゃんと取れています。
しかし、1本指打法でやってしまっているのだけ気になりました。
スタッフが丁寧に教えるとちゃんと出来ますが、数分の休憩後にスタッフが居ない状態で始めるとやっぱり戻ってしまいます。

やはり、物事を教えるのには段階があり。

  1. 手取り足取り教える
  2. 口だけは出す
  3. 出来ているようなら無言で後ろから見守る
  4. 時々目を話してみる
  5. 完全にその場から立ち去って一人にする
ぐらいの段階はあるのかなと。

仕事を「自分のため」と思えればどんなに辛いことでも頑張れますが、「お金のため」になった途端キツく辛いものになる気がします。
そのためには、小さいうちから「自分のため」の作業とは?やることとは?を自覚しないとダメですね。
遊びから仕事になることもあるかと思いますが、最低限一人暮らしができて、一人で自己成長するスキルを身に着けておかないと、その道が途絶えた時路頭に迷ってしまうと思います。

最近は、家に帰る頃には身体が元気になり、「もっと作業を!」と体が欲しています。
なので、今日は資源回収を買って出てそれでも物足りないので運動多めにしました。
背筋は60回ですが、腹筋が20回しか行かないので、今後腹筋もちゃんと取り入れようと思います。

親・指導者の拘束時間以外に、”自由”にただ遊び回るのではなく、”自由”に自己成長を遂げられているかどうか、考えないといけなんだなと。
自分みたいに、
「言われたことはやっているのに全然変わらない!」
という、自分で行動できない人間が増えないことを祈りたいです。

そのためにはやはり”会話”です。
言葉に対する反応してるから会話できてると判断するのではなく、子ども自身から意見や要望などが親の頭に存在しない考えで自由に出ているか、見極めないといけません。
親が会話と思っているそのやり取りは、ただの”反応”に過ぎないかもしれません。

そう考えると、今の就労移行支援事業所に来れたのは幸運で、第二の親と言っても過言ではないです。
珍しい病気持ちのオンパレードで、発達障害で、14年間無職で、家族以外とめったに言葉を交わさないほぼ引きこもりをここまでの身体とメンタルにしてくれた素晴らしいメソッドはもっと世に広まって欲しいと思います。
こんな私でも素晴らしい環境と指導者がいればこんなに変わるんですよということを、自分の今後の活躍によって広めたいと思います。
上場も果たしてしまいましたし、そろそろ有名になるかと思うので取材は今のうちでしょう(笑)

明日は15年ぶりの健康診断に行ってきます。
無職だと、経済的にではなく心身共に死ねと言われてしまう世の中なのが怖いですね。