小田原の新幹線殺傷事件の容疑者母のコメントを読んで

2018年6月12日火曜日

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今日はルーチンワークできつかったですが、周りでいつもと違う話が繰り広げられるとありがたいです。
最近ちょっと備わってきたとは言え、毎日を違うものにするスキルはまだまだのようです。

そんな中、職場の昼休憩中にこの記事を見ました。
【新幹線3人殺傷】容疑者の母「自殺はあっても他殺なんて思いも及びませんでした」(1/3ページ) - 産経WEST

7~8割方うちみたいだなと感じてしまい、他人事ではないなと思いました。
人に必要なのは、”居場所”ではなく”活躍場所”です。
ただ居るだけなんてどこ行ったって辛いでしょう。

子供は、始めのうちは家族が育てるものですが、家族だけで育てすぎてはいけないと改めて感じます。
この容疑者のお母さんも人一倍責任感が強い方なのでしょう、うちの母と通じるものがあります。
おそらく、
「家で出来てないことは外でも出来ない」
と思いこんでいたのでしょう。
むしろ、家では出来なくても外では出来る人なんてたくさんいるのに。
外では出来てるのに家で否定され続けると、私もこの人になっていた可能性は十分あります。
私の場合、人を傷つける思考までは行かず、せいぜい
”自殺するか親を傷つけたら変わるだろうか?”
という思考までは簡単に到達していました。

家族がちょっとでも関わっているコミュニティしか知らないと、将来自立すべき時期に何をしたら良いか分からなくなります。
いくら可愛い子供で心配だとしても、早いうちから親の見えないところで活躍できるようにしないといけません。

そのためには、家族でも学校でも友人でも親戚でもダメかと思います。
住んでる地域ですらない、全く関係ない場所でのコミュニケーションが取れるか?にチャレンジしないと後々親子共々辛くなります。
家でわがままでいい加減だろうと、外で親から見ても子の気持ち的にも、”楽しくやれてる”状態ならどこへ行っても楽しくやるでしょう。
むしろ、家でそうやってストレスを解消しているのです。
なのに、家で厳しくしすぎると知らず知らずに成長の芽を潰しメンタルが病んでいくことでしょう。

私も、なんか良く分からないけど学校に行ってなんか良く分からないけど大学に行くものだと思っていて、大学受験に持病で失敗したら自分が何をしたら良いかさっぱり分かりませんでしたから。

これは、日本の
”みんないっしょ”
が最大の原因かと思います。
中学までみんな一緒に成長するはずがないのに。
やたらと年齢にこだわるのは、うちの母もそうですが、日本人ぐらいでしょう。
さっさと、飛び級・フレックス就職活動・学校卒業後~就職までの自由期間、を作ればいいのに。

また、不登校になる人はきっと心の成長が早い人で、学校でみんなと一緒になんてスピード遅すぎて自分の成長速度に合わんと、無意識に感じているんでしょう。
訳も分からず周りについて行って、私みたいに高卒後14年無職で動き出してから就職するまで4年かかるなんて普通の人だったらやってられないでしょう。

日本の教育と子育てには色々文句を言いたいと常々思っています。