強制テレワークだった10ヶ月前は音声通話もなく単純作業も相まって苦痛の時間でしたが、耳も空間も自室に慣れ、また外の世界の感覚も身についてきた今なら、自室の部屋のモニタの前でインターネットと本を行き来して新しいことを知るのが自分の自然な姿だったんだなぁという感じがします。
わけも分からず、ファイアウォールやWiFiやTCP/IPとか調べていた時間は無駄ではありませんでした。
今の所、空き時間はネットワークスペシャリストの本を読んでいます。
知識というとまず基礎をしっかり固めてからという考えになりがちですけど、いったん応用や実用的なものに触れてから戻ってくるのもありのようです。
「TCP/IPも基本情報技術者も応用情報技術者もよく分かってないのにネスペは早いやろ…」と思ってましたが、実際に会社で動いているシステムに近い構成もあったりしました。
分からなくても先を見てみると、技術の理解も深まり覚えることによる楽しさも分かってくるので勉強が加速した感覚になれます。
1歩1歩進むのもいいですけど、時には3歩進んで2歩下がる方が早いこともあるんですね。
基礎から上がっていくのではなく応用から降りてくる勉強法、今後も忘れないようにします。